メディアによる名誉毀損と損害賠償
内 容
近年の名誉毀損事件における損害賠償額が高額化している現状をふまえ、名誉毀損事例を体系的にまとめた一冊。事件類型ごとに詳細な解説を加えるとともに、加害者・被害者それぞれにおいて、社会的・経済的地位や加害被害の大小を分析し、結果の賠償額算定指針までを展望する。
事例の集積がみられるインターネットやメディアの自立的救済についても触れた最新版。

著編者名 長谷川貞之・湯淺正敏・松嶋隆弘/編著
判型・頁数 A5判・並製・344頁
定価 4,070円(本体3700円+税10%)
発行年月 2011年7月20日
ISBN 978-4-88260-228-6
ジャンル 単行本/法律
送料 340円
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備考


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主 要 目 次
第1章 名誉毀損の法理と報道の自由
1.名誉毀損の法理と歴史的展開
2.メディアの報道の自由とその限界
3.報道被害の実態と対策:法律家の立場から
4.報道被害の実態と対策:放送メディアの立場から

第2章 名誉毀損の救済手段と損害賠償
1.名誉毀損の救済手段の選択
2.名誉毀損と損害賠償
3.損害額の算定方法

第3章 名誉毀損訴訟と免責、被害者との攻防
1.損害賠償訴訟を提起するにあたっての準備
2.名誉毀損の免責要件
3.著名人vsメディア:「公人」の定義と報道の自由
4.一般人vsメディア:個人のプライバシーと報道の自由
5.一般人vs一般人:インターネットと名誉毀損

第4章 名誉毀損と謝罪広告、差止請求その他の救済手段
1.謝罪広告
2.差止請求
3.放送人権委員会の決定事例にみる名誉毀損と放送倫理違反
4.刑事告訴・告発

第5章 名誉毀損を防ぐためのアドバイス
法律家の立場から