新 公務員労働の理論と実務 6
分限処分を巡る諸問題
内 容
社会情勢の変化に伴い、公務員労働を巡る事件においては、集団的問題から個別的問題へと重点が移ってきている。本シリーズは、公務員の身辺に起因する諸事象を考察・研究するため、各巻タイムリーなテーマを設け、第1部「実務問答編」、第2部「研究討議編」、第3部「資料編」の3部構成よりなる。第1部では、分類整理した項目ごとに一問一答形式で平易かつ具体的に解説する。第2部では、第1部の見解に至るまでの概要を討議形式で掲載。第3部では、第1部・第2部で取り上げられた諸法令・実例・通達・判例等の資料を収録する。官公庁の人事・労務管理者をはじめ、法曹関係者に実務上有益な指針を示す、好評の「公務員労働」新シリーズ。「季刊公務員判例研究」に連載。

著編者名 公務員関係判例研究会編
判型・頁数 A5判・上製函入・448頁
定価
発行年月 2001年3月
ISBN 4-88260-160-5
ジャンル 単行本/行政・労働
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在庫状況 品切れ
備考 重版未定


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主 要 目 次
第1部 実務問答編
一 総論
   ○分限処分
   ○分限処分事由
   ○分限処分における裁量権
二 各論
 1 分限処分の判断基準
   ○勤務実績不良の判断基準
   ○心身の故障の判断基準
   ○官職に必要な適格性の判断基準
 2 勤務実績の不良
   ○処分権者の帰責性
   ○勤務実績不良の判断
   ○勤務実績不良と裁量性
 3 心身の故障
   ○免職処分と意思能力
   ○心身の故障の判断
   ○降任処分
 4 官職の適格性
   ○不適格性の判断対象
   ○不適格性の判断資料
   ○不適格性の判断基準
 5 過員整理
   ○過員整理の基準
   ○配置転換努力義務
   ○過員整理と年齢
 6 休職処分
   ○受診命令
   ○休職処分の取消し
   ○起訴休職
 7 行方不明者と分限処分
   ○行方不明者に対する免職処分
   ○官報による免職処分の通知
   ○免職処分の取消し
 8 分限処分と懲戒処分
   ○競合関係
   ○一事不再理
   ○処分の基礎を異にする修正
 9 その他
   ○分限免職処分取消し判決確定後の問題
   ○処分目的と違法性
   ○処分事由の差し替え

第2部 研究討議編

第3部 資料編

【参考法令等】
【参考判例】