新 公務員労働の理論と実務 3
官庁綱紀を巡る諸問題
内 容
社会情勢の変化に伴い、公務員労働を巡る事件においては、集団的問題から個別的問題へと重点が移ってきている。本シリーズは、公務員の身辺に起因する諸事象を考察・研究するため、各巻タイムリーなテーマを設け、第1部「実務問答編」、第2部「研究討議編」、第3部「資料編」の3部構成よりなる。第1部では、分類整理した項目ごとに一問一答形式で平易かつ具体的に解説する。第2部では、第1部の見解に至るまでの概要を討議形式で掲載。第3部では、第1部・第2部で取り上げられた諸法令・実例・通達・判例等の資料を収録する。官公庁の人事・労務管理者をはじめ、法曹関係者に実務上有益な指針を示す、好評の「公務員労働」新シリーズ。「季刊公務員判例研究」に連載。

著編者名 公務員関係判例研究会編
判型・頁数 A5判・上製函入・472頁
定価
発行年月 1998年3月
ISBN 4-882620-017-X
ジャンル 単行本/行政・労働
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在庫状況 品切れ
備考 重版未定


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主 要 目 次
第1部 実務問答編
一 総論
   ○ 綱紀の意義・必要性
   ○ 綱紀上の管理・監督者責任
   ○ 綱紀違反と懲戒処分
   ○ 綱紀違反による懲戒処分と不当労働行為
二 各論
 1 犯罪行為
   ○ 横領行為と上司の監督責任
   ○ 交通事故と上司の監督責任
   ○ 守秘義務違反
 2 セクシュアル・ハラスメント
   ○ 環境型セクシュアル・ハラスメント
   ○ 代償型セクシュアル・ハラスメント
   ○ セクシュアル・ハラスメントへの対応
 3 男女差別
   ○ 転任・配置換え
   ○ 女性差別
   ○ 不利益取扱い
 4 経済取引行為
   ○ 公務員の株取引と懲戒処分
   ○ 公務員の借財と懲戒処分,分限処分
   ○ 公務員の破産宣告と懲戒処分,分限処分
 5 兼職
   ○ 兼職・兼業と承認,許可
   ○ 公務員による営利企業
   ○ 休職中の公務員とアルバイト
 6 官庁間接遇
   ○ 官官接待基準と国民の批判
   ○ 官官接待と監督責任
   ○ 予算の要求過程等における担当者接待
 7 虚偽行為
   ○ カラ出張1
   ○ カラ出張2
   ○ カラ出張3
 8 権限濫用
   ○ 利益誘導
   ○ インサイダー取引
   ○ 融資あっせん
 9 民間癒着
   ○ 社交儀礼
   ○ つけ回し
   ○ 出資

第2部 研究討議編

第3部 資料編

【参考法令等】
【参考判例】