新 公務員労働の理論と実務 2
職場外非行を巡る諸問題
内 容
社会情勢の変化に伴い、公務員労働を巡る事件においては、集団的問題から個別的問題へと重点が移ってきている。本シリーズは、公務員の身辺に起因する諸事象を考察・研究するため、各巻タイムリーなテーマを設け、第1部「実務問答編」、第2部「研究討議編」、第3部「資料編」の3部構成よりなる。第1部では、分類整理した項目ごとに一問一答形式で平易かつ具体的に解説する。第2部では、第1部の見解に至るまでの概要を討議形式で掲載。第3部では、第1部・第2部で取り上げられた諸法令・実例・通達・判例等の資料を収録する。官公庁の人事・労務管理者をはじめ、法曹関係者に実務上有益な指針を示す、好評の「公務員労働」新シリーズ。「季刊公務員判例研究」に連載。

著編者名 公務員関係判例研究会編
判型・頁数 A5判・上製函入・466頁
定価
発行年月 1997年1月
ISBN 4-88260-016-1
ジャンル 単行本/行政・労働
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在庫状況 品切れ
備考 重版未定


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主 要 目 次
第1部 実務問答編
一 総論
   ○ 分限処分と懲戒処分の併科
   ○ 写真撮影の目的
   ○ 違法収集証拠の証拠能力
   ○ 告知・聴聞手続の必要性
   ○ 非違事実の調査の程度
   ○ 非違事実の調査のための出頭命令
   ○ 他の職員の非違事実についての調査協力義務
   ○ 出頭命令と年休請求
   ○ 調査協力義務と黙秘権
   ○ 連名名義の現認書
二 各論
 1 交通事故
   ○ 交通事故と上司の監督責任
   ○ 部下職員の交通事故の処理上の留意点(その1)
   ○ 部下職員の交通事故の処理上の留意点(その2)
 2 不倫
   ○ 不倫と処分(その1)
   ○ 不倫と処分(その2)
   ○ 不倫と処分(その3)
   ○ 不倫に対する処分上のファクター
 3 犯罪行為
   ○ 起訴猶予と懲戒処分(その1)
   ○ 起訴猶予と懲戒処分(その2)
   ○ 辞職の申し出と懲戒処分
   ○ 違法なデモ参加と懲戒処分
   ○ 暴力団員との交遊と一般市民への暴行
   ○ 刑事裁判と懲戒処分(その1)
   ○ 刑事裁判と懲戒処分(その2)
   ○ 勤務時間外における飲酒泥酔と庁舎備品破損
   ○ 被勾留者に対する接見方法
   ○ 逮捕勾留され,無断欠勤している職員の懲戒処分
   ○ 起訴休職中の職員に対する懲戒処分
 4 職場外宣伝行為
   ○ ビラの配布と懲戒処分(その1)
   ○ ビラの配布と懲戒処分(その2)
   ○ ビラの配布と懲戒処分(その3)

第2部 研究討議編

第3部 資料編

【参考法令等】
【参考判例等】