新 公務員労働の理論と実務 1
精神疾患を有する職員を巡る諸問題
内 容
社会情勢の変化に伴い、公務員労働を巡る事件においては、集団的問題から個別的問題へと重点が移ってきている。本シリーズは、公務員の身辺に起因する諸事象を考察・研究するため、各巻タイムリーなテーマを設け、第1部「実務問答編」、第2部「研究討議編」、第3部「資料編」の3部構成よりなる。第1部では、分類整理した項目ごとに一問一答形式で平易かつ具体的に解説する。第2部では、第1部の見解に至るまでの概要を討議形式で掲載。第3部では、第1部・第2部で取り上げられた諸法令・実例・通達・判例等の資料を収録する。官公庁の人事・労務管理者をはじめ、法曹関係者に実務上有益な指針を示す、好評の「公務員労働」新シリーズ。「季刊公務員判例研究」に連載。

著編者名 公務員関係判例研究会編
判型・頁数 A5判・上製函入・464頁
定価
発行年月 1996年3月
ISBN 4-88260-015-3
ジャンル 単行本/行政・労働
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在庫状況 品切れ
備考 重版未定


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主 要 目 次
第1部 実務問答編
 1 受診命令を巡る諸問題
   ○ 受診命令発令の法的根拠と法的性質
   ○ 受診命令と発令権者
   ○ 受診命令と説明義務
   ○ 受診命令と医師選択の自由
   ○ 受診命令の不利益性
 2 受診拒否と分限免職処分
   ○ 職員の受診拒否と分限免職処分(1)
   ○ 職員の受診拒否と分限免職処分(2)
 3 適格性欠如による分限免職の可否
   ○ 自己治療の放棄と適格性欠如
   ○ 受診命令拒否と適格性欠如
   ○ 訴訟における勤務実績不良と適格性欠如
 4 病気休職と分限免職処分
   ○ 病気休職中の分限免職処分
   ○ 分限免職処分と病気休職処分前置
   ○ 病気休職処分と医師の診断書
   ○ 病気休職期間満了後の対応
 5 不利益処分と処分説明書
   ○ 不利益処分と処分説明書
   ○ 処分説明書の受領拒否
 6 医師の診断を巡る諸問題
   ○ 指定医師の診断不一致の場合の対応
   ○ 復職と医師の診断書の必要性
   ○ 復職可能との医師の診断書の拘束力
 7 分限処分と安全配慮義務
   ○ 分限処分と安全配慮義務
 8 懲戒処分と責任能力
   ○ 懲戒処分と責任能力

第2部 研究討議編

第3部 資料編

【参考法令等】
【参考判例等】